コロニアル葺きのアパート屋根改修
アパートの屋根を改修しました
改修理由はコロニアル屋根の劣化と破損でした
コロニアル屋根は簡単に言えばセメント板に塗装をした屋根材です
ひと昔前に流行った屋根材です
写真のような割れが至る所にできていました
個人的所見ですが、コロニアル屋根は北陸には向いていないです
今回の割れは経年劣化も関係はしていると思いますが、積雪の重みで割れたと推定します
という事は積雪する度にリスクが生じます
さらに今回の物件は前面が駐車場の為、雪止め付けて屋根上にわざと雪を溜めるひつようがあるのです
住宅でも当然考えられるケースです
積雪地域で雪に弱かったり、リスクがあるというのは建物にとっても、家主にとってもあまり良い事ではありません
コロニアル屋根は撤去してゴムアスルーフィングを敷設します
上からカバーする工法もあるのですが、屋根の重量が増えるため今回は撤去後、板金屋根を施工しました
既設屋根に通気棟が設置してあったので同様に通気棟も設置します
板金屋根にしたことで屋根重量は3分の1以下になりました
雪止めも計算上の安全荷重で多めに設置し、天変地異がない限り暫く安心の屋根になりました
